EPAで受け入れた外国人介護士を中核人材として活用するという選択肢 外国人介護士 前回の記事ではEPAで入国した3人のうち2人はのちのち帰国してしまうという現実を解説しました。受け入れに際しても施設としてさまざまな高い要件を求められ、受け入れ後には介護福祉士の試験合格のためのサポートも必要となる。大きな負担を強いられる割に得られるメリットは少ないのではないか、と考える向きもあるかもしれません。しかし、EPAで受け入れするからこそ期待できる役割もあります。それが施設の中核人材としての登用です。なぜEPAで受け入れた人材を中核人材と期待すべきなのかを今回の記事では説明していきます。
ベトナム人技能実習生の介護職や給料に対するホンネ【現地インタビュー】 外国人介護士 2017年11月に介護領域でも技能実習生の受け入れが正式に認められたことで、今後介護業界でも一層外国人の姿が目立つことになります。受け入れ側としては技能実習生の給料(賃金)の相場が気になるところですが、来日するベトナム人は介護の仕事で給料を得ることにどのような考えを持っているのでしょうか。今回、私たち株式会社ハンディネットワーク インターナショナル(以下、HNI)ではベトナムの送り出し機関で働いている20代後半の女性コアさん(仮名)から、ベトナムの内情などさまざまな話を聞くことができましたので、来日するベトナム人のお金に関する事情にフォーカスを当て、来日する彼らのホンネをお届けします。
EPAでの受け入れ時に前提として考えたい受験率、合格率、就労継続率の3つの数字 外国人介護士 EPAの制度を活用して外国人を受け入れる施設にとって、その外国人が介護業務にどれだけの期間携わってくれるかという点は、イニシャルコストの回収という観点から重要です。たとえばイニシャルコストを300万円と設定した場合、5年だと60万円/年、10年だと30万円/年、20年だと15万円/年と携わる期間が長いほど年あたりコストとしては低くなります。
EPAでの外国人介護士受け入れで生じる施設や現場にかかる負担増をどう考えるか 外国人介護士 前回の記事でも解説した通り、EPAを活用した外国人の介護施設への受け入れでは、介護福祉士の合格が要点となります。国際交流の一環として存在する制度であり、人手不足解消のための手段ではないためです。しかし、現実問題として合格だけを目的とした場合、施設側にとってもはや義務とすら言える負担となりかねません。 そこで今回は、どういった点がEPA活用において問題となりうるのか施設側、候補者側それぞれの事情について解説していきます。
新在留資格「特定技能2号」に、介護は入らず!? 外国人材受け入れ拡大 閣議決定! 外国人介護士 11月2日のNHKによりますと、政府は今日の午前中の閣議で、外国人材の受け入れを拡大するため、新しい在留資格を設ける出入国管理法の改正案を決定しました。 来年の4月から外国人材の受け入れ拡大を目指して、新しい在留資格である「特定技能」の「1号」と「2号」を創設します。これは、単純労働は受け入れないという従来の政策を転換するものです。
EPAでの外国人介護士の受け入れに際し事業所に求められる要件とは? 外国人介護士 EPAは現在、インドネシア、フィリピン、ベトナムの3か国との二国間協定が存在することにより、その内容の遵守が何よりも求められます。そのため、受け入れを希望すればどの施設でも可能という制度ではありません。ではEPAを活用できる施設とはどういう施設なのか、どういったルールがあるのか、今回の記事では主となる「施設」、「研修体制」、「働く環境」、「報告義務」というポイントについてそれぞれ解説をしていきます
ベトナム、インドネシアなど、国ごとに異なるEPAでの外国人介護士受け入れの流れ 外国人介護士 EPAで外国人の介護福祉士候補者の受け入れを検討する際、現在はインドネシア、フィリピン、ベトナムの3カ国の人材が対象となります。EPAは二国間協定となるため国ごとに締結した内容により、それぞれ微妙に異なるところがあります。なかでも少しわかりづらいのが、受け入れ~採用に至る流れの部分です。 この記事では、共通する部分が多いインドネシアおよびフィリピンと、ベトナムとを分けて流れを解説していきます。
外国人介護士受け入れ制度のひとつEPAとは何か?その成立の背景と概要を理解する 外国人介護士 EPAとは「Economic Partnership Agreement」の略称で、日本語訳にすると「経済連携協定」のこと。その協定内において経済交流・連携強化の一環として、特例的に看護・介護人材の候補者を受け入れるものです。2017年から介護業界でも受け入れに利用されることになった技能実習制度と比較すると、介護業界では実績のある受け入れ制度と言えるでしょう。 この記事ではそのEPAについての成立背景とその概要について解説をしていきます。
それぞれに存在するデメリット、外国人の介護士はどの制度を利用すべき? 外国人介護士 前回は、外国人介護士受け入れの「技能実習制度」、「EPA(経済連携協定)」、「留学生受け入れ」3つの枠組みについてのメリットを取り上げました。今回の記事ではそれぞれのデメリットについて解説をしていきます。メリットがあればデメリットも存在する。当たり前のことではありますが、整理をしておくことで制度の比較がしやすくなります。ぜひ、前回のメリットの記事も併せてご覧いただき、検討の参考にしてみてください。
外国人介護士の受け入れ制度、メリットがあるのは技能実習制度? 外国人介護士 これまでの記事では、外国人の介護士を受け入れるための3つの枠組み「技能実習制度」、「EPA(経済連携協定)」、「留学生受け入れ」それぞれについて抑えておくべきポイントを比較してきました。各記事においてもその都度メリットについて言及をしてきましたが、今回の記事ではそれぞれメリットを改めて整理していきます。デメリットについて言及している記事と併せてご覧頂くことで理解が高まると思いますのでぜひ活用ください。