「高齢の母はパーキンソン病です。どのような椅子を選べばよいですか?」

「高齢の母はパーキンソン病です。どのような椅子を選べばよいですか?」

「座り」研究

ご高齢の方に多い病気、パーキンソン病。身体の動きやバランスが悪くなることがあります。そんなパーキンソン病の方のために椅子を選ぶときのポイントを解説します。

背もたれの角度

背もたれが倒れすぎていると立ち上がりにくくなります。背もたれは立ちすぎず、倒れすぎず、いろいろな姿勢をためして、背中に馴染むことと、おなかが圧迫されないかをチェックしてください。

座面のサイズと形 

座った時に左右に握りこぶし1つぶんくらいずつの隙間ができるサイズが適しています。体が支えやすいように座面の左右の両端が高くなっていることもポイントです。

ひじ掛けがある

立ち上がる際に手をかけることができるひじ掛けがあると、立ち上がり動作の支えになります。ある程度ひじ掛けの長さがあれば、手を掛けやすいため安定感が増します。

床に置いたとき滑らず安定する

座るとき、立ち上がるときに椅子に体重をかけるため、転倒しないよう椅子が安定するかをチェックしてください。床にしっかりフィットして滑らないか、重心が安定するかなどがポイントです。

まとめ

以上のポイントを考慮して、パーキンソン病の方に適した椅子を選ぶことが重要です。また、個々の症状や体格に合わせて、椅子の調整を行うことも大切です。

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