【眠り研究:第11回】介護する側から寝返り介助を見る① 「眠り」研究 これまで、『眠り』をテーマに、褥瘡の怖さについてもお話をしてきました。自分自身の未来、そして大切な家族にも起こるこの心配に対してどのように対処していくか、今後も寝具選びなどを通して考えていきたいと思います。そして今回からは、介護する側から見る、寝返り介助について、気をつけるべきことや、寝具の選び方のポイントなどをお話をしていきます。
【眠り研究:第10回】~高齢者の眠り~睡眠環境で重視すること 「眠り」研究 年齢を重ねるほど、打ちにくくなる寝返り。寝具で寝返りのサポートをしていくことも重要です。では、実際に寝返りを打ちやすい寝具を選ぶには、どうしたらいいでしょうか?今は、寝返りをサポートする寝具は多種多様にあり、ネットで検索をしても、本当にたくさんの情報がヒットします。しかし、情報を調べ、見て、比べてみてもよくわからないと思います。 そこで、寝具選びの際に試して欲しいことをお伝えします。
【眠り研究:第9回】~高齢者の眠り~[褥瘡を知る2] 「眠り」研究 前回から引き続き『褥瘡』について。褥瘡になりやすい皮膚環境をご存知でしょうか?皮膚の機能が落ちているところに、体圧が集中すると褥瘡になりやすいのですが、普段の睡眠時には、皮膚の機能を落とすもう一つの危険があります。それが、『蒸れ』です
【眠り研究:第8回】~高齢者の眠り~[褥瘡を知る] 「眠り」研究 健康であれば、何かに肌が圧迫されていると痛みや違和感に気付き、すぐに体勢を変えて圧迫がされないようにする。また、圧迫が無くなって血流が肌に戻るのにそれほどの時間はかかりません。しかし、年齢を重ねたり病気やケガにより、圧迫の違和感や痛みを感じられなくなったり、体勢を変えることが難しくなると、体への圧迫には『褥瘡』の恐れが出てきます。
【眠り研究:第7回】~高齢者の眠り~[寝返りを打てなくなる] 「眠り」研究 年齢を重ね、体の変化が起こるとともに、眠りにもその変化が出てきます。寝ている間の変化は気づきにくいものですが、毎日のことだけにその負担は確実に体に重なっていきます。これは、自分自身に起こる変化、また大切な家族に起こる変化ですので、その知識を増やしていきましょう。
【眠り研究:第6回】~高齢者の眠り~[年齢と共に変わる睡眠] 「眠り」研究 年齢を重ねると自分自身で眠ることが難しくなってくる。それは生理的な現象と、物理的な原因が関わり合うためです。これまでできていたことができなくなる不安は、その理由を知っているだけで軽減します。自分自身に起こる変化、また大切な家族に起こる変化ですので、その知識を増やしていきましょう。
【眠り研究:第5回】良質な睡眠には、[寝具の傷みを見逃さない] 「眠り」研究 寝具は一番いい状態なのは、新品の時。いろんな素材の寝具がありますが、いずれも経年劣化によってへたりや変形、軋みなどが出てくるものです。毎日使う寝具だからこそ、消耗品と考えて数年ごとに見直しをすることで良質な睡眠を保つことができます。
【眠り研究:第4回】良質な睡眠には、[ 正しい寝姿勢を作る ] 「眠り」研究 正しい姿勢で寝姿勢を保つには、仰向けで寝ることが推奨されます。ただ、良質の睡眠には寝返りも重要で、常に一定の姿勢を保つことは難しいです。そのため、仰向けも横向けも正しい姿勢を保てる寝具を選ぶ必要があります。
【眠り研究:第3回】良質な睡眠のため[自然な寝返りに注目する] 「眠り」研究 ヒトが一晩のうちに10~20回ほども打つと言われる寝返りは、寝ている時の負担を減らすためのもので、眠る上で大事な行動です。ただ、『寝返り』は実は複雑な動きをするもので、筋力量によって打ちやすさが変わってきます。そして、この寝返りの打ちやすさにも、寝具が深く関わってきます。
【眠り研究:第2回】良質な睡眠には、[寝具の湿気対策が重要] 「眠り」研究 ヒトは寝ている間に多くの汗をかきます。そしてこの汗が、寝具のカビ、ダニの問題を引き起こします。アレルギー物質のカビとダニにより、知らず知らずに眠りの時間が健康を損なう時間に変貌してしまう恐れもあります。良質な眠りのためには、汗対策も重要なのです。